南国リゾートを彩る花々、ホテイアオイ
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花びらのうち1枚だけに、まるでクジャクの羽のような模様が入ったホテイアオイ。
たった1日でしぼんでしまう薄紫の美しい花は、どこか幻想的な雰囲気を醸し出しています。
しかしその驚異的な繁殖力から、「青い悪魔」と呼ばれることも・・・ 今回は、日本でもよく見かける水草、ホテイアオイについてご紹介します。
ホテイアオイとは
ホテイアオイは南アメリカを原産とする水生植物で、亜熱帯地域の河川をはじめ世界各地で見ることができます。
バリ島でも川辺やホテルの庭の池などで咲いていますよ。
川辺だけでなく、大きめの金魚鉢やメダカの水槽でもよく育つため、どこかで一度は目にしたことがあるのでは。
葉っぱの付け根がぷくっと膨らんでいて、七福神の布袋様のお腹を連想したことが名前の由来だそう。
別名はウォーターヒヤシンスですが、ヒヤシンスの仲間ではなくミズアオイ科に属しています。
6枚の花びらのうち、濃い紫や黄色の模様が入っているのは上部の1枚だけ。
まるでクジャクの羽のような、青い炎のような模様で大変目立ちます。 花は1日しか咲きませんが、目にするチャンスの多い花です。
青い悪魔!?
ホテイアオイは花だけを見れば、どことなくか弱い印象を与えるかもしれません。
しかしその繁殖力は驚異的で、「世界の侵略的外来種ワースト100」に選ばれており、多くの国で「害草」扱いされているのです。
寒くなると一斉に枯れて腐り、河川などの水質を悪化させてしまうホテイアオイは、日本では「要注意外来生物」に指定されています。
また繁殖しすぎると水路や河川を運行する船の行き来を妨げることも。
アメリカでは水力発電にも悪影響を与えるほど繁殖したそうです。
このような理由から、世界各地で「青い悪魔」と呼ばれているのですね。
水質浄化作用がある?
爆発的に増殖するホテイアオイには、多くの植物同様に水質浄化作用があります。
メダカの飼育などにホテイアオイを使うと、水がキレイになりますよね。
ただ育ちすぎると水面が覆われてしまうため、バランスが難しいとも言われています。
インドネシアでは別名「黒い川」と呼ばれるセンティオン川の悪臭対策にホテイアオイを利用するという試みがなされました。
しかしホテイアオイの管理は非常に難しく、除草したり再投入したりとなかなかうまくいかない様子。
美しい川に生まれ変わるかどうか・・・ホテイアオイ効果に期待したいところです。
ホテイアオイの花言葉には「恋の楽しみ」「揺れる心」などがあります。
比較的簡単に育てることができるので、涼しげで美しい花を咲かせる観葉植物として楽しめますよ。
ただし増やしすぎにはご注意ください。
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