南国リゾートを彩る花々、アデニウム
花の美しさとユーモラスな樹形を楽しめるアデニウム。
バリ人に聞くと「これはプルメリアだ」といわれて混乱することのある花です。 今回はデザート・ローズ(砂漠の薔薇)という別名のあるアデニウムについてご紹介します。
アデニウムとは
アラビア半島とアフリカを原産地とするアデニウムは、キョウチクトウ科・アデニウム属の低木の塊根植物です。
スウェーデンの植物学者に発見されたのは18世紀ごろ。
現在では熱帯地域を中心に広く栽培されています。
幹や根元がぷくっとふくらんでいるものなど1本1本樹形が異なるのが魅力で、観葉植物として人気がある木(花)です。
日照時間や温度管理などに注意すれば日本でも育てることができますよ。
ただし、樹液に触ると肌が「かぶれる」といわれているので、観葉植物として育てる場合は注意が必要です。
また、根本がぷっくりふくらんだ個性的なアデニウムを育てたい場合は、挿し木ではなく種まきしたものを選ぶといいでしょう。
低木といっても、熱帯地域では大きく育つと3m以上にもなり、存在感バツグン。 花の色や形もさまざまで、バリ島ではお祈りのときに使われています。
花の名前は?
南国を代表する花のひとつであるプルメリアのバリ名は「ジュプン」。(ジュプン・バリという種類もあります)
一方、アデニウムのバリ名は「ジュプン・ジパン」。
そのため、バリ人にこの花の名前を聞くと、「プルメリアだ」と言われることがあります。
実際は全く違う花ですがバリ名がほぼ同じなので、知らない人は混乱してしまうかもしれませんね。
また別名のデザート・ローズは砂漠のバラという意味ですが、これはアデニウムがアフリカの乾燥した地にバラのような美しい花を咲かせることが由来だそうです。
美肌効果がある?
美容業界でも注目されている、植物幹細胞。
なんとアデニウムの幹細胞は、コスメなどの保湿成分に利用されているのです。
まず肌の表皮で細胞の再生力を高めて、水分量を一定に保つ働きをします。
そして真皮層では肌の弾力性や柔軟性と関わりの深いヒアルロン酸の含有量を改善。
また必要以上に増えてしまうと細胞に酸化ストレスを与える、活性酸素の産生を抑える働きもあります。
肌の水分補給機能を改善する、女性にうれしい美肌成分なんですね。
アデニウムの花言葉には「一目惚れ」や「純真な心」があります。
茎が漏斗(ろうと)のような形状をした美しい花に一目惚れしそうですが、枝の先端につく楕円形の艶やかな葉も魅力的ですよ。
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