南国リゾートを彩る花々、スパイダーリリー
細長い花びらが目を引くスパイダーリリー。
名前に蜘蛛とついていますが、白く可憐な美しい花です。
バリ島ではホテルの敷地内だけでなく、ビーチ沿いなどでも見かけることができますよ。 今回は独特の形状の花びらをしたスパイダーリリーをご紹介します。
スパイダーリリーとは
スパイダーリリーは中南米や西インド諸島を原産地とする、ヒガンバナ科の花です。
日本名はヒメノカリスといい、日本でも育てられる栽培品種が多く出回っています。
観賞用のスパイダーリリーは30~40センチほどに育つ小型種が多いのですが、バリ島で見かけるのは1m前後に成長する大型種です。
リリーといっても、一般的な百合と比べると花びらは細く繊細な印象。
花の中心部は膜のように薄く、そこから伸びた6本の花びらが蜘蛛の長い足や蜘蛛の巣を連想することから、スパイダーリリーと名付けられたそうです。
中心だけを見ると、まるで朝顔のような形をしていますよ。
インドネシア語では「クリナン・バクン」といいますが、直訳するとハマユウ・水仙となります。 花の名前に蜘蛛という言葉を入れないあたり、センスの良さを感じますね。
スパイダーリリーの葉っぱ
スパイダーリリーは花にばかり注目しがちなのですが、葉っぱもつややかで美しいですよ。
地面からまっすぐに伸びる葉っぱは肉厚で、折るとゼリー状の液体がとろりと出てきます。
葉先がとがった剣状をしていますがとても柔らかく、触ると手が切れるということはありません。
栽培品種の中には緑色に斑が入った珍しいタイプもあり、花が咲いていなくても優しい雰囲気を楽しめます。
スパイダーリリーの香り
品種によっては、バニラのような甘い香りがするものもあるというスパイダーリリー。
バリ島で咲いているものは、強くはありませんが甘い独特の香りがします。
香水にも使われている花で、スパイダーリリーだけのもの、バニラやチューベローズをブレンドしたものなどさまざま。
控えめ、上品な香り…というより官能的、魅惑の香りに分類されるので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
スパイダーリリーの花言葉は「魅惑のささやき」「あなたを見つめています」の2つがあります。
細く優雅に揺れる花びらと香りが見る人を魅了し、中心の朝顔のような部分に見つめられているような気分になることから、2種類の花言葉ができたのかもしれませんね。
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