南国リゾートバリを彩る花々、バージンツリー
遠目に見るとまるで大きな花がたくさん咲いているように見える木、バージンツリー。
でも、花のように見えるのは実は葉っぱの一部。
本当の花は近寄ってみないとわからないほど小さいのです。
今回は、バリ島では「美しい島」という意味の「ヌサ・インダー」と呼ばれるバージンツリーをご紹介します。
バージンツリーとは
バージンツリーはアカネ科の低中木で、熱帯アフリカが原産地とされています。
日本では沖縄などの温暖なエリアで見かけることのできる「コンロンカ」の仲間で、花のように見えるのは実は蕚片(がくへん)です。
花びらのような蕚片の中をのぞくと、まるで守られているかのように小さな花が顔をのぞかせますよ。
花の形は可愛らしい星型で、多くは黄色をしているのですぐわかります。
といっても蕚の部分は柔らかく、簡単に花のように摘むことができて、バリ島ではお祈りのときのお供え物などに使われることの多い花(蕚)です。
バージンツリーはおよそ60種類ほどが知られていますが、バリ島で見かけるバージンツリーはフィリピン産の「フィリピカ」が多いとか。
色は白とピンクの2種類がメインで、濃いめのピンクや赤に近いものなどもあります。
バリ島のホテル名にも使われる花
バリ島のリゾートホテルやスパの中には、プルメリア(フランジパニ)やパパイヤなど、南国特有の花や果物の名前を使っているところが多いですよね。
バージンツリーもまた同様で、インドネシア語の「ヌサ・インダー」というホテルが数多く存在します。
ヌサインダーリゾートホテル、ヌサインダーバンガロー、シェラトン・ヌサインダーリゾートなどなど。
ヌサ・インダーとはインドネシア語で、美しい島、麗しの島というような意味。 まさに南国の楽園バリ!という印象を受ける名前ですが、これは学名の「Mussaenda」(ムサエンダ)が元になっている、という説もあるそうです。
雨季だけでなく、花の少なくなる乾季でも白やピンクの花を咲かせるバージンツリー。
お祈りの際に登場する頻度が高い花といえるでしょう。
バリ島ではよくホテルやレストランの敷地内、民家の庭に植えられていますが、街路樹としても利用される花(木)なので、滞在中に一度は見かけると思いますよ。
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