南国リゾートバリ島を彩る花々、サンタンカ
まるで鮮やかなアジサイのような、小さい花をたくさん咲かせるサンタンカ。
沖縄とのかかわりが深く、沖縄三大名花のひとつになっている花です。 神様にお供えしたことが由来でイクソラと名付けられたという、サンタンカについてご紹介します。
サンタンカとは
東南アジアや南アジアを原産地とする、常緑低木に分類される木(花)です。
花ひとつひとつは1~2センチ程度と小さいのですが、まとまって咲くため遠目に見ると大きな花のように見えることも。
花の色は主に赤、オレンジ、黄色などの鮮やかなものが多く、濃い緑色の葉っぱとの対比もまた見事です。
デイゴ、オオゴチョウと共に沖縄三大花に数えられ、沖縄では非常にポピュラーな花ですが、南国など温かい地域以外で育てるのはちょっと難しいといわれています。
日本名はサンタンカ(山丹花)またはサンダンカ(三段花)。 バリ語ではソカと呼び、もちろんお祈りの時に使うお供え物にも使われています。
神様へお供えしたことが名前の由来?
サンタンカの学名はイクソラといいます。
これは、ヒンドゥー教の三大神の1柱である「シヴァ神」を意味するサンスクリット語の「イスワラ」をポルトガル語に訳したものです。
シヴァ神にサンタンカのお花をお供えしたことが、名前の由来になっているといわれています。
バリ島のあちらこちらで植えられているのは、そういった意味合いも含まれているのかもしれません。
ちなみに花言葉の一つは「神様の贈り物」。
これも、シヴァ神へお供えしたことが由来なのでしょう。
サンタンカは種類豊富
サンタンカの花は、花びらが丸っこい「イクソラ・キネンシス」や、花びらの先端がとがっている「イクソラ・コッキネア」などさまざまな種類があります。
どの種類も花弁は4枚ですが、「イクソラ・コッキネア」は花びら自体が細めのため、十字架のようにも見えるのが特徴です。
花をつなげると髪飾りに
小さな花はそのままでも髪に差し込める形状をしていて、アップにした髪を飾るのにぴったりです。
また、花ひとつひとつを丁寧につなげていくと、きれいな花輪の出来上がり!
お供え物を用意するバリ人女性の傍ら、小さな子供が花輪を作って遊んでいたりしますよ。
花言葉は「可憐」「熱き想い」「喜び」そして「神様の贈り物」などがあります。
サンタンカの鮮やかな花で髪を飾れば、南国リゾート感がアップしそうですね。
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