バリでおすすめの果物、ウォーター・アップル
ぱっと見た感じはまるで小さなパプリカ。
日本ではあまり見かけることのないウォーター・アップルは、バリ島では「ジャンブー」と呼ばれている果物です。
ピンク色の美しい果実で、味は薄いのですが食べやすく、子供たちにも人気のフルーツのひとつ。
今回は、日本語で「ミズレンブ」とも呼ばれるウォーター・アップルをご紹介していきます。
ウォーター・アップルとは
マレー半島を原産地とする「フトモモ科」の果物です。
インドネシアやタイ、ベトナム、台湾などでよく知られている果物のひとつで、日本では沖縄や宮崎で栽培されています。
大きさ5センチ前後の実は光沢があり、赤いリンゴのように見えることから、「ワックスアップル」「ローズアップル」とも呼ばれ、りんごのように生で食べることができますよ。
バリ島では「ジャンブー」、インドネシア語で「ジャンブー・アイル」といい、木は高さ10メートル以上にも成長して小さな美しい実を鈴なりに実らせます。
白くかわいらしい花を咲かせるジャンブーは観葉植物としても人気があり、よくお庭に植えられています。
ただし実は熟すとぽとぽと落ちてくるので、落ちる前に収穫するのが理想的。 ときにはコウモリが運んでいくので、お庭に植えていなくても実が落ちていたりしますよ。
ウォーター・アップルの味は?
アップルという名前がついていて、色もたいへん美しいのですが、味は非常に薄味。
トロピカルフルーツの中でも、味がはっきりしない果物に入るのではないでしょうか。
梨やりんごをもっと水っぽくしたような、シャリシャリした食感で、かすかに甘みと酸味があるあっさり系の果物といえるかもしれません。
色が濃いものほど甘いといわれていますが、さっぱりあっさりした甘みなので食べやすいですよ。
生でそのままかじることもできますが、スライスしてサラダなどに入れるとピンク色がアクセントになり、おしゃれ感がアップします。
ウォーター・アップルの栄養
100gあたり25Kcalとかなり低カロリーの果物で、食物繊維、ビタミンC、ビタミンAが豊富に含まれています。
さらに鉄分やカルシウム、カリウムなど、女性にうれしい成分も含まれていますよ。
消化を助けるほか、免疫システムの向上、糖尿病予防などに効果があるといわれ、さらに抗炎症作用や解熱作用もあるとか。
また国によっては、樹皮や根っこ、種、葉っぱを使った伝統療法もあるそうです。
南国の植物や果物は、利用法が豊富なところも特徴の一つと言えるかもしれませんね。
シーズンになると市場やスーパーなどで簡単に入手できるウォーター・アップル。
採れたてが一番瑞々しいので、チャンスがあればぜひ木になっているものを試してみてくださいね。
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