バリでおすすめの果物、ジャックフルーツ
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日本では「ハラミツ」や「パラミツ」と呼ばれる果物「ジャックフルーツ」。
国内ではあまり流通していないので、フレッシュなジャックフルーツを見かける機会はあまりありませんが、ドライフルーツや缶詰などで販売されています。
ジャックフルーツは世界最大の果物で、なんと40kg以上にも育つことがあります。
今回は「奇跡のフルーツ」「スーパーフルーツ」などと呼ばれ近年注目されている「ジャックフルーツ」についてご紹介していきます。
ジャックフルーツとは
クワ科パンノキ属のジャックフルーツは、東安アジアやブラジル、アフリカなどで栽培されています。
木の幹に直接実をつけるのですが、大きいものでは高さ60センチ以上、重さ40kg以上にもなります。
実の大きさもすごいのですが、支えている幹もまたすごいですよね。
実そのものは、一見ドリアンの仲間のようなごつごつとした皮に覆われていますが、じゃこうのような甘い香りがします。
サイズにもよりますが、熟した実は前触れなく落下することがあるので、ドリアン同様に木の下は危険地帯です。
バリ島での食べ方
フレッシュな果肉を味わう場合は熟したものを選びます。
ナタなどでざっくりと割って、きれいな黄色い部分を取り出せばそのまま食べることができます。
白い皮のような部分と大きな種があるので、手で割くようにして食べるのが一般的。
果肉はしゃきしゃきと歯ごたえがあって甘みも強く、南国フルーツらしい濃厚な香りが漂います。
マンゴーやパイナップルのような甘さがあり、つい食べすぎてしまいそうな果物です。
色々なカットフルーツと一緒に、冷たいドリンクに入れて食べることも多いですよ。
もうひとつの食べ方は煮込み料理。
香りの少ない未熟な果肉を、野菜やさまざまな香辛料と共に煮込みます。
栄養豊富なジャックフルーツを使った料理は、まるでお肉入りのスープ!
豚肉や鶏肉と一緒に煮込むこともありますが、ジャックフルーツだけを使った煮込み料理はベジタリアンの方にも人気があります。
ちなみに未熟なものは、煮込めば種も食べることができますよ。
栄養価が高い果物
ジャックフルーツは低カロリーなのに、栄養素や食物繊維がたっぷり。
バナナの1.2倍のカリウムや、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルの他、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンB6などを含んでいて、ダイエット効果や美肌効果、むくみ改善、便秘解消、抗ガン作用などが期待できるといわれています。
クセがなく食べやすいジャックフルーツは栄養満点。
バリ島ではおなじみの果物なので、訪れた際はぜひお試しください。
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