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美しい肌、白い肌は女性のあこがれ…

インドネシアには、女性が美肌をキープするために利用している野菜があります。

それは「クズイモ」です！

インドネシア語で「ブンコアン」と呼ぶこの野菜は美白効果があるとされ、さまざまな美白コスメの成分として使用されています。

食べても塗っても美肌効果あり！というクズイモについてご紹介します。

玉ねぎのようなジャガイモのような、クズイモとは？

中央アメリカ、メキシコなどを原産とするマメ科の植物です。

インドネシア語でブンコアン、英語でヤムビーンといい、日本ではヒカマ、クズイモと呼ばれています。

メキシコから輸入されているものの、日本ではまだ知名度の低い野菜。

食用になるのは塊根の部分で、玉ねぎのような扁平の丸い形状をしており、じゃがいものような茶色い皮に包まれています。

インドネシアで流通しているものは1個500ｇ程度のサイズですが、原産地では2kgを超えるほど大きくなることもあるそうです。

皮をむくと中は真っ白で、そのまま生で食べられます。

成分の90％が水分のクズイモは、暑い国では喉を潤す野菜のひとつ。

やや甘みのある硬いナシのようなシャキシャキした食感で、バリ島では生野菜や未熟な果物に辛いソースをつけて食べるおやつ「ルジャック」として食べることがほとんどです。

90％が水分！クズイモの栄養素

メキシコ大根とも呼ばれるクズイモは、90％が水分で低カロリー。

水溶性繊維質のイヌリンが豊富に含まれており、便秘解消に効果的なのだとか。

カルシウム、リン、カリウムなどのミネラル類、ビタミンCが多く、疲労回復効果や免疫システムの向上などに役立つそうです。

海外の日本料理店で大根の代わりにされる野菜ですが、大根よりも甘く歯ごたえがあります。

すごい美白効果！スキンケアに最適

インドネシア人女性の間で、美白効果のある野菜として愛され続けているクズイモ。

100年以上前に、ジャワ王家の女性が日焼け後のスキンケアに使ったのが始まりと言われています。

美肌・美白のためには、すりおろしたクズイモで毎晩パックするのが最も効果的だそう！

現在ではインドネシアの美白コスメの多くに利用されているので、お土産として購入するのもおすすめです。

中でも有名なのは、かつて王宮に献上されていたコスメブランドである「ムスティカラトゥ」で、日本人女性にも大人気。

バリでは、コンビニやスーパーなどで手軽に購入できますよ。

バリ島では主に雨季に出回るため、時期によっては入手困難な野菜です。

もしも…生のクズイモが手に入ったら、すりおろしパックを試してみてはいかがですか。

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