バリでおすすめの野菜、シカクマメ
日本でも栽培されていますが、あまり一般的ではない野菜のひとつ、「シカクマメ」。
スライスした形が四角いから「シカクマメ」なのですが、呼び方は色々あります。
バリ島では「クチピール」といい、ほぼ1年中手に入る野菜です。
今回は不思議な形の「シカクマメ」をご紹介します。
シカクマメとは?
マメ科シカクマメ属の、主に若いサヤ部分が食用となる植物です。
葉っぱや花、葉っぱが枯れた後にできる塊根(いも)も食べられますが、こちらはあまり一般的ではないそう。
インドネシア、タイ、マレーシアなどの熱帯アジア、温暖な気候のエリアが原産で、日本では1960年代後半に沖縄地方で栽培が始まったそうです。
ゴーヤのようにグリーンカーテンとしても人気の植物なので、ご存じの方も多いかもしれませんね。
切った断面が四角いから「シカクマメ」と呼ばれますが、英語では「ウィングビーンズ」といいます。
これはサヤのふちがレースのようにひらひらしていて、まるで羽根のように見えることが由来なのだそうです。
もう一つの呼び名は「うりずん豆」。
「うりずん」とは沖縄の方言で、春分から梅雨までの時期をさします。
2月から4月ころの、暖かくなって植物が雨で潤う季節のことなのだとか。
シカクマメの鮮やかな若緑色が、このうりずんの季節、新緑を思わせるため「うりずん豆」と呼ばれるようになったのだとか。
シカクマメの栄養と健康効果
暑い国の野菜や果物には、美肌効果のあるものがたくさんありますよね。
シカクマメもそのひとつで、抗酸化作用のあるカロテン、美肌に欠かせないビタミンCが豊富に含まれています。
またカルシウムの吸収に役立つ脂溶性ビタミン、ビタミンKも多いので、小魚などと一緒に取ると吸収力がアップしますよ。
バリ島での食べ方
そのまま茹でて縦に半分に割いてから小さくカットして、和え物などに使います。
周りのフリル部分を切り落とすか落とさないかは、各家庭ごとに異なるようです。
茹でたシカクマメ、ジュウロクササゲ(カチャンパンジャン)、もやしなどの温野菜に甘辛いピーナッツソースをかけた「ガドガド」という料理もありますよ。
断面が独特の形をしているので、和え物に使われていても気が付きやすい野菜です。
茹でてマヨネーズをつけて食べるほか、うすくスライスしてスープの上に散らすのも素敵。
日本でも入手できる野菜なので、もし見かけたら試してみてはいかがですか?
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