バリの果物、マンゴスチン
南国リゾートとして人気のバリ島。
ホテルのウェルカムフルーツや朝食に登場する果物の中には、日本ではあまり見かけないものがあります。
それ以外にも食べるときに注意が必要なものや、変わった調理法があるものなど、バリ島の果物は種類豊富!
また、日本では馴染みのない野菜もあり、「これ何?!」と思うことも。
ここではそんな南国特有の果物や野菜たちをご紹介していきます。
今回は「マンゴスチン」のご紹介です。
マンゴスチンとは
果物の女王と呼ばれるトロピカルフルーツ「マンゴスチン」は、インドネシアやタイ、フィリピンなど東南アジアを原産とする果物です。
実際に大英帝国のビクトリア女王が夢中になったこともあるとか。
分厚い果皮の中には乳白色の果実が6個ほど並んでいて、大きなものには種が入っていることがあります。
日本では2003年に生のマンゴスチン輸入が解禁となり、冷凍だけでなく生でも味わうことができるようになりました。
現地ではKg当たりおよそ200~450円(1個25円~60円くらい)で購入できます(^^)。
あまり日持ちしない果物なので、買ってから3日以内に食べるのがおすすめ。 冷凍とフレッシュの違いをぜひ味わってください。
気になる味と選び方
濃厚な甘み、酸味が絶妙のバランスの果物で、果汁もたっぷり。
ライチよりもやや甘みが強く、果肉は繊維質っぽいのに口の中でとろけるような柔らかさ。
フルーツのシーズンである雨季には、現地の市場やスーパー、道端などで山盛りになって売られています。
1個1個手に取って触って、皮の硬さを確かめたりしながら選ぶことも可能です。
へたが緑色で皮に弾力があって、濃い赤紫色をしているものが新鮮なマンゴスチン。
またおしりに薄茶色の花びらのような模様があるのですが、この数=果実の数なので、ここもチェックするといいですよ。
食べるときの注意
ナイフなどを使わなくても、両手で挟んでぎゅっと力をいれると割れ目ができます。
割れ目にそって半分に皮を開けば、お行儀よく並んだ乳白色の果実とご対面!
ただし皮の内側の赤い部分を触ると、手が真っ赤に染まります。
衣服やタオルなどにつくと、どんなに洗っても落ちません。
また大量に食べすぎると、かゆみやじんましんなどのアレルギー反応が出ることがあります。
初めて食べるときはこの2点をお忘れなく!
マンゴスチンの果皮でアンチエイジング
果実の部分には、これといって豊富な栄養素はないマンゴスチン。
ところが、果皮に「キサントン」というポリフェノールが豊富に含まれているのです。
非常に強力な抗酸化作用があることが知られていて、解熱、殺菌、抗炎症作用などがある「天然の抗生物質」と呼ばれています。
さらに美肌、アンチエイジング、抗ガン作用、糖尿病・高血圧予防の効果が期待できるという優れもの!
果皮は苦くてそのまま食べることは難しいのですが、お茶にすれば手軽にキサントンを摂取できますよ。
現地では果皮を乾燥させてお茶っ葉のようにして、「マンゴスチンティー」として飲んだりします。
もちろんお土産用のマンゴスチンティーも売っていますよ。
フレッシュなマンゴスチンが手に入ったら、果実と果皮、ぜひ両方試してみてくださいね。
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