ヤシの木の利用法 幹は食べられる?
茨城県や栃木県、千葉県など関東を中心に、ヤシの木販売やリゾートガーデンをご提案しているトーワリゾートです。
ココヤシの葉はお皿やほうき、バリヒンドゥー教の儀式の飾りなどの材料として有効活用されています。
では幹はどうでしょうか?ここでは幹の利用法をご紹介します。
ヤシの新芽を食材にする
ヤシの木の幹を食べるの?!って思いますよね。
もちろん堅い部分ではなく、幹を切って割って中心(新芽)だけを取り出すのです。
すべてのヤシの木が食べられるわけではありませんし、種類によって食べられる部分が異なります。
たとえばココヤシでは先端(上部)の部分だけが利用できるといわれています。
実がなっているあたりの幹の中心は、新鮮ならそのまま食べることができます。
そして3~4年ほどの若いジャコウヤシの幹の中心の部分、この芯のところもやわらかく、サラダなどにすることができます。
ハワイやフランス、ブラジルなどでは芯の部分を「ハートオブパーム」や「パルミット(スペイン語)」といって、パック入りになっている生のものや、塩ゆでした状態のものが缶詰や瓶詰で売られています。
1本のヤシの木から食材として得られる部分が非常に少ないため、ある意味では高級品といえるのではないでしょうか。
たけのこやホワイトアスパラガスのような触感で、癖がなくうっすらと甘味があり、そのままでも、炒めたり煮込んだり調理してもおいしいそうですよ。
低カロリーでコレステロールゼロ、ビタミンA・C、カリウム、ナトリウム、カルシウムや鉄分を含むほか、繊維質を豊富に含んでいるので健康食材ともいえますね。
日本でも通販などで購入可能なので、気になる方はお試しください!
(余談ですが、バナナの幹の中心部も食材として利用されています)
ヤシの幹そのものを使う
幹は現地では丸太のまま電柱にしたり、東屋などの柱に使うことがあります。
若い木と古い木とでは幹の材質が異なるうえ、古い木は外側と中心部でも材質に差があるので、それぞれの木の特性を考えて利用しています。
どんな強風にも折れることのないヤシの木の幹なので頑丈そうですよね。
切ったものを利用するので傷んできたら取り替える必要がありますが、短期間使用する簡易小屋としての東屋の柱には、最適なんです。
このように、ヤシの「幹」もしっかり使われています。
そのほか、ヤシのお酒を造ることもできるんですよ。その話はまた次回!
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