ヤシの木の利用法 感謝の気持ちのお供え物
茨城県や栃木県、千葉県など関東を中心に、ヤシの木販売やリゾートガーデンをご提案しているトーワリゾートです。
南国の木といえばヤシの木が代表的ですよね。
ヤシの木にも色々ありますが、ココナッツの実るココヤシは
現地では「捨てるところがない」木のうちのひとつです。
いったいどの部分を何に利用するのでしょうか?
葉っぱでお供え物を作る
インドネシア・バリ島は神々の住む島と呼ばれ、ヒンドゥー教徒は神様へ感謝の気持ちと祈りをこめてお供え物を用意します。
お供え物には色々ありますが、そのうちのひとつに「チャナン」と呼ばれるものがあります。
三角や四角、花の形などの入れ物(お皿)に色とりどりの花やパンダンという草の葉っぱ、お米、食べ物、時にはお菓子などをのせます。

実はこの入れ物、ヤシの葉っぱやバナナの葉っぱを編んで作られているんです。
葉っぱは市場などで購入したり、庭の木から採ったりしたものを使います。
チャナンは儀式のときだけでなく毎日(主に女性によって)用意され、各家庭のさまざまな場所に置かれます。
神様の宿っているところ…
つまり敷地内のお祈りの場所の他にも台所、井戸、車やバイク、お米の保管場所、門などにひとつひとつお供えするので、広い家ではものすごい数になります。
基本的には各家庭で手作りしますが、大量に必要になる場合や各寺院を巡るときなどは購入することもできます。
そのためか、バリ島のお母さん方の指先は硬く、頑丈で頼もしいような気がするのは気のせいでしょうか。
バリ島に行かれたことがあるなら、空港やホテル、道端で見かけたことのある方も多いのではないでしょうか?
門の外などの地面においてあるチャナンは悪霊へのお供え物で
「悪いことをしないでください」という願いがこめられています。
「きれいに飾ってあるのに、蹴飛ばしたり踏んでしまっても大丈夫?」と思いませんか?
大丈夫。お供えをすることに意義があり、置いた時点でお祈りは終わっているので鶏につつかれようが観光客に踏まれようが問題ありません。
動物に食べられたときは、その動物に神様が宿っている、と考えられます。
このようにヤシの葉っぱは、バリ島などのバリヒンドゥー教徒によって毎日使われています。
お供えをした後は自然に還せるので、とても環境に優しいですよね。
ヤシの木の利用法は他にもあります。
順番にご紹介していきますね!
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